西岡公園を訪問。21羽のカワアイサの群れと、オスメス1羽ずつのホオジロガモが目を引いた。一斉に潜ってぼぼ一斉に水面に出てくるカワアイサのさまはなかなか壮観だった。オスはまだ半分以上がエクリプスからの換羽中という感じ。写真1枚目もそうだ。
当初訪れた西岡公園は前日にヒグマ情報があったらしく立入禁止で、そのまま真駒内公園に向かうことにした。駐車場で車を降りた矢先にホオジロの地鳴きが近くから聞こえ、あわてて姿を探すも見つからず、そのまま撮り逃したのが尾を引いたかな。
西岡公園でとても悩ましい個体に遭遇した。1枚目から読み取れるのは、①明瞭な頭央線、②眉斑は不明瞭、③クリーム色(レモン色でない)の明瞭な顎線、④下面に黄色みが少ない(緑っぽく見えるのは葉の色被り)など、クロジのメスの特徴を備えていて、ほぼ図鑑どおりなのだが、肝心の腰の赤みは確認できない。
ふれあいコースから入った野幌では、交流館横の丘でいきなりベニマシコとホオアカの出迎えを受けた。雌雄の別はわからないが、翼帯がバフ色なので、ベニマシコは第1回冬羽と思われる。写真1・2枚目は同一個体。ホオアカには逃げられまくってうまく撮れなかった。
長都沼と舞鶴遊水地を訪問した。舞鶴遊水地は初めてだが、貯水池だと思い込んでいたため想像とはずいぶん違う景色だった。ここは洪水時に川から水を逃すための貯留池ということで、ふだんは水がなくて正解なのだった。
北海道野鳥愛護会探鳥会で訪問した宮島沼はマガン16000羽に達したそうだが、それでも例年なら3万羽だそうで、繁殖地のシベリアの雪解けが遅かったため渡りもずれているのではとのことだった。開始前にはシジュウカラガンやカリガネもいたそうだ。