札幌ドームでもマミチャジナイの撮影に成功した。5羽くらいが清田口付近を飛び交う様子を観察できたが、かなり動き回るので撮影はなかなかに難しかった。実はクロツグミとアカハラも混じっていたのだが、こちらはピンボケの証拠写真しか撮れず、その後はシャッターチャンスが来なかった。どちらもドームでは初観察種なのでかなり悔しい。クロツグミはおそらく第一回冬羽のオスで、それだとクチバシやアイリングに黄色が目立たない個体もあるようだ。これは推測だが、たくさんのツグミとともに渡ってきたマミチャジナイは、本道でクロツグミやアカハラと合流するように集団を形成して一緒に南へ渡って行くのではないだろうか。そうすると各所で見たツグミ類の同時観察の説明がつく。マヒワが早くも到着したのにも驚く。カケスもここでは久しぶりだ。やはり山に食べ物が少ないせいで降りてくるのが早いのかもしれない。
2023年10月25日札幌ドーム
カケス、ハシボソガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、クロツグミ、マミチャジナイ、アカハラ、ツグミ、ハクセキレイ、マヒワ、カワラヒワ（13種）
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