4月18日から2か月弱に渡って、平日朝の出勤途中に札幌ドーム木道付近のプチ探鳥を行った。時間はいずれの日も20分程度だったが、それなりに収穫を得たのでまとめてみたい。
キセキレイ
札幌ドームでキセキレイを観察するのは初めてだった。うらうちない川で4月18日に初認してから、ドーム外を含め、観察記録は次の通りであった。
写真は、①4/21札幌ドーム、②5/2札幌ドーム、③4/29日糧製パン付近、④5/12工事現場、のもの。
オオムシクイとエゾセンニュウ
ともに初認は5月30日、エゾセンニュウの観察は札幌ドームでは初めて。オオムシクイは数日で通過するものと当初考えたが、結局6月13日までは確認できた。ほぼ同時に2か所からさえずりを聞いた日があり、複数のオスがいたと思われる。地鳴きのみの個体もいたのでメスだった可能性がある。エゾセンニュウは日によって変わったがだいたい2か所、ハマナスなどの低木付近で観察できた。とはいえ姿を見ることは一度もなく、声を聞いたのみ。同時に2か所からということはなく、おそらくオスは1羽のみと思われる。地鳴きを聞くことがなかったのでメスはいなかったのだろう。エゾセンニュウも最後の観察は6月13日。ただし、それ以降は6月15日を最後に訪問していないので、移動したかどうかは不明だ。
エゾセンニュウのさえずり
夏鳥たちのまとめ
4月2日から6月13日までの間に札幌ドームで観察できた夏鳥は、次の通りだった。
キジバト、アオサギ、ツツドリ、センダイムシクイ、エゾセンニュウ、ノビタキ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、ニュウナイスズメ、キセキレイ、カワラヒワ、ホオアカ、アオジ(以上14種)
このうち札幌ドームでの初ものが、エゾセンニュウ、ノビタキ、キセキレイの3種。毎日のように通ったものの、コサメビタキ、キビタキ、オオルリをそれぞれ1日しか観察できなかったのが気になるところ。例年見られるメジロを発見できなかったのは残念である。
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